L4K3 BRAND HISTORY



「L4K3(レーク)」というブランド名は「LAKE」、すなわち「湖」を語源に持っています。
ブランド表記の「4」「3」といった数字はそれぞれ「4=A」「3=E」とアルファベットに置き換えることで本来の意味を表すことができます。

2009年、イタリア北部・ロンバルディア州にある湖「イセオ湖」でこのブランドは誕生しました。
イセオ湖畔の町サルニコには世界中のセレブに愛されるボートビルダー「フェレッティ・グループ」の造船所があることでも知られ、高級なヨットやクルーザーなどの製造における高い技術が集結している土地でもあります。
イタリアの伝統的な技術とデザイン力を持ったクラフトマンたちが集うこの地には長い歴史があります。



およそ65.3㎢の面積を持つイセオ湖に浮かぶ「モンテイゾラ(モンテ島)」。
1400年代、ヴェネチア共和国によるこの地の支配に抵抗したブレシア市民はモンテ島に作られた刑務所に収監されてしまいます。
囚人たちはヴェネチア海軍の船を武装させる為のロープを作らなければなりませんでした。

1797年10月18日、イタリア遠征を敢行したナポレオンがオーストリア軍を破り締結した講和条約「カンポ・フォルミオ条約」によってヴェネチア共和国は消滅し、ブレシアの市民も解放されます。
その際、フランス軍がブレシアの人びとに自営業として網やロープを作ることを許可したことによってイセオ湖でのロープ産業が始まりました。


そのロープは当時と変わらない伝統的な製法で作られており、使用されている機械自体も動作の遅い当時のものが使用されています。
近年のロープメーカーの大多数では短時間で大量生産できることが求められていますが、航海用のロープは速い生産を行うことによってナイロン生地が光沢や強度を失ってしまいます。

光沢があり強度の高いロープを作るには程よい速さで生産する必要があり、現在ではほとんど残されていない当時の機械を使用することで他では再現不可能な比類なき品質を実現しています。

また、最終工程として独自に開発された蒸気化した素材をナイロンロープの隅々まで通すことによって、さらに強度が増したロープを作ることを可能にしています。

他社では行っていないこういった細かい作業工程がモンテ島で作られるロープを世界最高品質のものにしています。


モンテ島の航海用ロープは高級ボートや高い品質を求められる国際レガッタのスポーツ用としても使用されています。

また最も高い品質のロープとしてサッカー セリエAやチャンピオンリーグで使用されるゴールネットにも選ばれました。



イセオ湖はヨーロッパの中で最も難関なダイビングスポットとして有名で、ギネス記録更新に挑戦するため世界中からプロダイバーが訪れます。
イセオ湖の有名なダイビングチームとの交流が長年あり、ブランド発端時には、彼等の使用するダイビングスーツの生地にちなんでネオプレーン素材を使用した鞄や靴の生産を始めました。

プロダイバーをサポートする地元プロダイバーと一緒に、生地に対しての探究や、色々な企業とのつながりを持つうちにこの生地がL4K3(レーク)のシンボルにもなっていきました。

この生地に使われるネオプレーン生地の裏に貼られている目に見えないポリ素材の当て生地には改善に改善を施され、この生地がエンボス加工をより鮮明に浮き出すことを成功させました。



通常の市場に並ぶネオプレーン生地では一切できないこの特殊なエンボス加工と、耐久性のある生地の裏にはこのような高性能な当て生地が使われているのです。

ブランドのシンボルにもなっている「航海用ロープ」と「ネオプレン素材」を使用したL4K3(レーク)のネオプレンバッグは、現在では日本でのみ販売されています。